油圧エレベーターに使用される油圧ジャッキは、通常プランジャとシリンダから構成される単動式のもので、油圧パワーユットで発生した圧油がシリンダに送り込まれ、その圧力によってプランジャを押し上げ、シリンダの油をパワーユニットに戻すことにより降下させる。
この方式のシリンダでは、プランジャが出入りするしゅう動部にダストシール、パッキン、ベアリング等が設けられ、プランジャの表面にはそれに適した機械仕上げが必要である。
しかしシリンダの内面は、複動型のピストンのようなしゅう動部品がないので、仕上げを行う必要がなく経済的である。
なお、油圧ジャッキ全体をシリンダという場合もある。
油圧ジャッキ
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